一宮の方より相続税についてご相談
2021年05月07日
Q:父が亡くなり相続手続きをしないといけないのですが、何も知識がなくわかりません。相続税について税理士の先生に教えていただきたいです。(一宮)
一宮の実家に暮らしていた父が先月亡くなりました。父の財産は実家と預貯金、その他にも所有している土地があります。また、父は会社を経営していたため、その点でも相続税が発生するだろうという事はわかっています。自分でいろいろと調べてみましたが、専門的な言葉も多く、財産の種類も多いためよくわからず困っています。私は就職して一宮から出てしまっているため、なるべく一宮に行く回数を減らしてスムーズに相続手続きを進めていきたいと思っています。財産調査をして、期限までに相続税申告をしなければいけないことは何となく理解しています。なにが相続税の対象となる財産かもわからないため、まずは相続税について詳しく教えていただきたいです。(一宮)
A:相続税には課税される財産と非課税の財産がありますので、下記にて確認していきましょう。
ご相談ありがとうございます。
まずは、被相続人が亡くなられたら進めなくてはいけない手続きの流れについて解説していきます。
- 相続人の調査…相続人の相続関係を客観的に証明するために必要となる
- 相続財産の調査…遺産分割や財産の相続税申告、名義変更などを進めていくうえで、間違いがないように調査を行う
- 遺産分割協議…相続人全員で遺産分割を決める話し合いをする
- 相続税申告…遺産総額が基礎控除の金額を超える場合に申告をする
- 相続財産の名義変更…不動産や預貯金などの名義変更をする
上記の流れに沿って進めていきますが、相続税には課税される財産と非課税の財産がありますのでこちらも併せて確認していきましょう。
【課税対象の相続財産】
- 土地や家屋、土地に関する権利
- 事業用、農業用財産
- 有価証券、株式
- 預貯金
- 家庭用財産
- 乗り物
- みなし相続財産
- 相続や遺贈により財産を取得した人が被相続人の死亡前3年以内に受けた贈与
- その他
【非課税の相続財産】
- 墓地・仏壇・仏具など
- 国や地方公共団体、特定の公益法人に寄附した財産
- 心身障害者共済制度に基づいて支給される給付金を受ける権利
- 生命保険金
※相続人が受取った生命保険金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税 - 死亡退職金の一部
※②相続人が受取った退職金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税 - その他
一宮にお住まいの皆さま、相続税申告でお困りのことがあれば、一宮相続遺言相談センターまでぜひお問い合わせください。必要書類の収集や作成、相続税申告まで相談者様の意向に沿いながらサポートが可能です。
一宮の相続税に関するお手続きに経験豊富な専門家が対応いたします。家庭の状況や所有する財産によっても進める手続きは異なりますので、まずは初回の無料相談にお越しいただきお話をお聞かせください。
一宮にお住いの皆さま、一宮に財産がある方からのお問い合わせ、心よりお待ちしております。