相談事例

相続税申告 | 一宮相続遺言相談センター - Part 28

一宮の方より相続税申告についてのご相談

2021年11月02日

Q:遺産分割がまとまらず、相続税申告の期限に間に合わなそうなのですが、税理士に相談した方がいいですか?(一宮)

一宮の実家に住んでいた父が亡くなり数カ月経ちます。相続人の確定を行い、相続人は私と妹2人の計3人と確定しました。父の相続財産については、一宮市内にある複数の不動産と預貯金が数千万円あったため、相続税申告は確実です。遺品整理の際に遺言書は見当たりませんでしたので、私たち姉妹で遺産分割協議をしなければならないのですが、妹のひとりは結婚をしてから疎遠になっており、連絡をしたところ返事がありません。このままでは遺産分割協議を行い、期限内に相続税申告を行うことは難しいのではないかと思います。相続税申告の期限までに遺産分割がまとまらなかった場合、相続税申告の延長も考えているのですがどうしたらよいでしょうか。(一宮)

A:まずは期限内に相続税申告を行い、遺産分割がまとまったら申告額の調整をします。

ご相談者様がご心配されているように、相続税申告納税には期限があり「被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内」に申告する必要があります。相続税申告の延長の申請が認められるのはごく稀なケースで、遺産分割がまとまらないという個人的な理由で延長が認められることはないと思ってください。

期限内に相続税申告と納税が間に合わないことが確実となった場合は、民法に規定されている法定相続分で課税価格を未分割のまま計算して申告します。相続税申告を行って納税をした後、遺産分割がまとまりましたら、「修正申告」ないし「更正の請求」を行います。

ただしこの場合、最終的な納税額の大幅減税につながる控除や特例の適用をして相続税額を計算することは原則できません。なお、この控除と特例に関しては、一定の要件を充たしていれば適用が認められることもありますので、相続税申告書と併せて「申告期限後3年以内の分割見込書」を提出しておきましょう。

いずれにいせよ、相続税申告は非常に複雑で難しい手続きです。相続が始まりましたら早急に相続税申告を専門とする税理士にご相談されることをお勧めします。

一宮相続遺言相談センターは相続税申告の専門家として、一宮エリアの皆様をはじめ、一宮周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。一宮相続遺言相談センターではご依頼いただいた皆様の相続税申告について、一宮の地域事情に詳しい専門家が親身になってサポートさせていただきます。まずは一宮相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。一宮相続遺言相談センターのスタッフ一同、一宮の皆様、ならびに一宮で相続税申告ができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

江南の方より頂いた相続税についてのご相談

2021年11月02日

Q:税理士に依頼しないで、自分で相続税の計算をして申告することはできますか?(江南)

父が亡くなって3ヵ月が経ちます。現在は少しずつですが相続手続きをしているところです。母と私が相続人ですが、財産は預貯金が少しと、家や土地が数カ所ありましたので、どうやら相続税の申告が必要なようです。正直、父の相続で余計なお金をかけたくないというのが本音ですが、相続税の申告手続き以外にもいろいろとやらなければいけない相続手続きあり、先日は戸籍収集に思いのほか時間を要してしまいました。

相続手続きは煩雑なため、当初は相続税を専門とする税理士に依頼しようと考えていました。しかしながら父の遺産に現金は少なく、専門家に依頼するための費用の捻出に困っているため自分でやろうか悩んでいます。相続税の申告に関する計算や手続きは自分でやることはできますか?(江南)

A:相続税の申告には期限があります。ご自身で相続税の計算および申告をすることは可能ですが、税理士に依頼する方が安心です。

ご自身で相続税の計算を行って申告をすることは可能ですが、相続税申告を専門とする税理士へ依頼した方が間違いはありません。また、相続税申告には期限が設けられており、ご相談者様はお父様が亡くなられてからすでに3ヵ月経過していることが懸念されます。

相続税の申告は内容が複雑で、財産に家や土地が含まれている場合、土地・建物の評価計算や相続登記(名義変更)など申告の内容は更に煩雑になることが予想されます。また相続税の控除や特例を的確に適用させることで最終的な相続税額を大きく減税できる可能性があります。しかしながらこの控除や特例の適用には長年培った経験と相続税申告の専門知識が非常に重要となります。

もしも計算を間違えて申告してしまうと、本来納めるべき税金の他に過少申告加算税や延滞税などのペナルティが加算される恐れもあります。知識や経験のない方が手続きをすることは可能ではありますが、相続税申告の手続きは正確でなければならないにもかかわらず、スピードも求められる作業ですので、税理士に依頼いただき、スムーズな申告を行うことをお勧めいたします。

一宮相続遺言相談センターでは相続税申告について江南の皆様に分かりやすくご説明できるよう、相続税申告の専門家による無料相談の場を設けております。また、相続税申告のみならず、相続全般に精通した専門家が江南の皆様のお悩みを丁寧にお伺いさせていただいておりますので、遠慮なくお問合せください。江南の皆様、ならびに江南で相続税申告ができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。

小牧の方より相続税についてご相談

2021年10月05日

Q:実家を相続しましたが、相続税申告にあたって、不動産の評価方法が分かりません。税理士の先生のアドバイスを頂戴したく問い合わせました。(小牧)

初めまして、私は小牧に住む50代の会社員です。
相続税申告のプロである貴所の税理士の先生に実家の評価方法についてお伺いします。
先月父が亡くなり、小牧にある一戸建ての実家を相続することになりました。
相続人は母と私です。相続財産は、実家の他に銀行に預けてある現金2000万円程度です。
相続税の申告が必要かどうか、素人の私たちには分かりかねるのですが、実家の評価額によっては申告が必要になるのではないかと思っています。
先日、知人から相続税申告には期限が設けられていると教えてもらい、父が亡くなって1ヶ月経つので焦っています。
相続財産も少ないですし、相続人も母と私だけですので、可能であれば自分たちで相続税の申告をしたいと思っているのですが、自宅の評価方法についてよくわからず困っています。(小牧)

A:建物の評価は固定資産税評価額、土地の評価は路線価で評価したものとなりますが、相続税における不動産評価は専門の税理士でも難しい分野となります。

一宮相続遺言相談センターにお問い合わせ頂きありがとうございます。
ご自宅などの不動産を相続された場合の相続税申告は、相続税申告のプロであっても難しい分野となります。
相続税申告に関するご自宅等の不動産の評価は、預貯金のようにそのままの金額で評価をする事は出来ませんので、法律により定められている方法により、土地と建物に分けて評価を行います。

まず、土地の評価方法についてご説明します。
土地の評価は、国税庁の定める「路線価方式」「倍率方式」の2つが挙げられます。
路線価とは、市街地的形態を形成する地域の路線に面する宅地の、1m²当たりの評価額のことをいいます。評価額については、国税庁のホームページをご参照ください。
この路線価により計算された評価額そのまま使用するわけではなく、対象となる土地の面積や形状、用途、環境などから土地の状態を判断し、補正等を行い算出します。
これらの作業を行って、実際に納める納税額を下げる事が可能となります。
したがって、土地評価に慣れない一般の方が行うことは難しく、対象となる土地の地域事情に詳しい土地評価の専門的が評価することが望ましいといえます。

路線価が定められていない地域に関しては「倍率方式」を用いて評価します。
倍率方式は、地域によって異なる一定倍率をその土地の固定資産税評価額に乗じて計算します。

建物の評価方法は、毎年5月頃に届く固定資産税納税通知書から「固定資産税評価額」を確認します。
固定資産税納税通知書の「価格」と記載されている数字が、固定資産税評価額になります。

相続税申告の際の不動産評価に関するご相談のみならず、そもそも相続税申告が必要かどうかわからない、相続税申告の手続きが分からないという小牧の皆様は、一宮相続遺言相談センターにご相談ください。
相続税申告に関する経験豊富な税理士が、小牧の皆様のご状況から最善の方法をご提案いたします。
相続税申告に関する実績豊富な一宮相続遺言相談センターでは、小牧の皆様の初回のご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
小牧の皆様からのご連絡を一宮相続遺言相談センターのスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

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