相談事例

一宮の方より相続税申告に関するご相談

2024年10月03日

Q:相続税の期限内に申告できそうにありません。税理士の先生、期限を延長してもらうことはできるのでしょうか。(一宮)

一宮に住む父が亡くなり相続が発生しています。相続人は母と私と弟の計3人になります。父の財産は一宮にある自宅と数百万の預貯金とのことだったので、遺産分割はそのうちみんなが集まれるタイミングで、と先延ばしにしていました。しかし、母が父の死亡により多額の生命保険金を受け取っていたと先日知り、動揺しています。というのも、生命保険金は非課税枠はあるものの相続税においてみなし相続財産として課税の対象となると聞いたことがあったのです。

母が受け取った保険金を含めた場合、相続税申告が必要になります。まさか相続税申告が必要になるとは思ってもみなかったので、これから遺産分割を行ったとしても期限に間に合いそうにありません。相続税申告の期限の延長は可能なのでしょうか。(一宮)

A:ご相談者様のご状況の場合、相続税申告の期限の延長は難しいでしょう。

相続税申告の期限は被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内となります。相続人の認知等が理由で相続人に異動が発生したり、遺贈の放棄が発生した等の特殊なケースを除き、原則この期限を延ばすことはできません。したがって、遺産分割が終わっていない場合や、準備ができていないなどの理由では期限の延長は認められないでしょう。

期限の延長はできませんが遺産分割がまとまっていない場合の対応方法として、未分割の状態で法定相続分で受け取ったと仮定し、相続税額を計算して期限内に申告および納付をします。その後遺産分割がまとまったら不足分を納付する修正申告や、多く納付していた場合の更正の請求を行います。一旦期限内に申告する際、小規模宅地等の特例や配偶者の税額軽減の特例は適用できませんが、「申告期限後3年以内の分割見込書」を提出しておくことにより、後に申告する際に適用して修正申告や更正の請求を行うことができます。ご相談者様の場合、一旦法定相続分で期限内に相続税申告を行いましょう。ご自身での法定相続分での申告が難しい場合は、相続税申告の専門税理士にご相談されることをおすすめいたします。

一宮相続遺言相談センターでは一宮で相続税申告に関するご相談を随時お受けしております。一宮で相続税申告のことなら一宮相続遺言相談センターにお任せください。相続税申告の実績豊富な税理士が一宮の皆様の相続税申告をサポートしたします。まずはお気軽にお問合せください。初回は完全に無料でご相談いただけますので、お気軽に一宮相続遺言相談センターにお越しください。一宮の皆様のご来所をスタッフ一同心よりお待ちしております。

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