定期借地権のある土地の評価

定期借地権とは、借地権の一種で、当初定められた契約期間で借地関係が終了し、その後は更新することができません。

定期借地権のある土地については、相続開始時に借地権者に帰属する経済的利益及び存続期間を基に評価します。計算式は以下のようになります。

自用地評価額×定期借地権割合×逓減率

 

定期借地権割合

設定時におけるその宅地の通常の取引価額
設定時における借地権者に帰属する経済的利益の総額(権利金等の額)

逓減率

設定期間年数に応ずる基準年利率の複利年金現価率
課税時期における残存期間年数に応ずる基準年利率の複利年金現価率

 

 

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