相続財産を隠されている
相続財産を一部の相続人が隠してしまうというケースは、相続のお悩みごとの中でもよくご相談をいただく内容の一つです。
葬儀に500万かかったので、財産はほとんど残ってないと言われた
相場が一般的に知られていない葬儀費用などを理由にされてしまうと、それが現実に法外な金額であったとしても鵜呑みにしてしまう方も少なくありません。
葬儀費用で500万というと、かなり大規模な葬儀であるはずです。もし被相続人の葬儀が10人ほどの近親者のみでお通夜もなく、告別式のみで済ませたということでしたら500万円はかかりすぎです。
少しでも疑問を持ったら、葬儀社の領収証をもらって確認するべきです。
連絡を待っているが一向に進捗の報告がない
「弁護士に依頼したから」と言われてしまったら、自分はおとなしく待っている他ないと思われるかもしれません。
相続人が弁護士に相続手続きの依頼をした場合、利害関係のある他の相続人には弁護士が代理人となった旨を通知する受任通知が届くはずです。これが届いていないのであれば、本当は弁護士への依頼をしていなかったことが考えられます。
連絡が来るのをずっと待っていたら、遺産を何百万も使い込まれていたというケースもあります。
相続人同士でもめてしまったり、自分が不利益を被らないためにも、少しでも疑問を持ったら専門家へ相談することをお勧めいたします。
当事務所では、これまでの実績をもとに相続手続きを行う上で確認すべき点についてアドバイスをさせていただきます。